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かつらの価値について考えてみた

TAKEDA-WIGを立ち上げた当初、記事なんて書けるかなぁ~という不安と、リアルユーザーとして、かつらで困っている人たちやこれから考えている人たちに、少しでも有益な情報を届けていきたいという思いが交錯していましたが、何とか形になってきたのかな、、、と思っています。

そんなところで今日は「かつらの価値について考えてみた」というたいそうなお題目を掲げて記事にチャレンジしてみたいと思います。

でも哲学的なものではないですよ。なんで大手の高いかつらを買ってしまう人たちがいるんだろうという単純な理由からです。だって3倍から4倍の価格差があるんですよ!100円のものが300円や400円とはわけが違います。20万が60万や80万です!

でね、企業は自由に価格を決めることができるのだから、「なんでそんなに高いんだ!」と言っても仕方ありません。だからこそきっぱり言いますが「そんなところで買わなきゃいいんです」それこそネットで検索すれば沢山出てきますよ、腕の良い技術者のいる店が。

かつら着けている人は「モテル」という話をよく聞くことがありますが、それは飲み屋のママやキャバ嬢にでしょって思う。頭に80万載せられる余裕のある人ってことでね。冗談ですよ。相手を気遣う心の余裕があって、自分自身への向上心があるってこと?

だけど誰しもがそうじゃないと思うんだ。「自己表現」って言うのかな、、、。自分の経験なんだけど「空気感が変わった」というか、それで「自信が持てるようになった」というか、大袈裟に言うと人生が変わっちゃったという感じです。

でも現実的な部分も重要でしょって思う。彼女ができたり、家族を持ったりすれば、大切な人を守っていかなければならないわけだし。だからこそ「いま通っているかつら屋さんは大丈夫?」と伝えたいんだ。

かつらって他のものに例えると何に近いのかな、、、。

例えば「車」だと、一般の車から高級車まで幅があるじゃない。それこそ100万ぐらいから数千万、億の車だってある。しかもしっかり「違い」があるじゃない。ん、、、数千万と億の違いはよくわからないけど。

金銭的に余裕のある人は「快適な時間や移動時間」を、ビジネスだと「移動時間」をお金で買うじゃない。時間の流れはみな平等ですからね。そういった意味では「人生に残された貴重な時間」を快適にしたいですよね。しかも出来るだけコストをかけずに楽しみたい。

陶芸家の話で思い出したことがあるんだけど、弟子入りして一緒に住まうようになるじゃない、そうしたら普段使いの茶碗とか用意してくれるらしいんだけど、その茶碗が実は100万級の逸品だったりするんだ。普段から良いものに触れていないとダメだからって。

ただ「かつらについてはあてはまらない」と断言できる。腕の良いスタッフさんがどんどんやめて独立しているのがその証拠だと思うし、技術を知らない学卒の店長や銀行から出向してきた本部の人から「売れ売れ」とノルマを課せられて販売しているものに「まごころ」はこもっていないと思う。「よっしゃ!あの客落としたぜ!!まじかよ」というゲーム感覚で接客している姿が目に浮かぶんだ。

だからこそブランドの呪縛から一度離れてみて欲しいと真に願う。

かつらの価値はブランドではない。

自分の為にまごころを込めて作ってくれるスタッフにある。

TAKEDAの心の叫び、、、。

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